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山形県議会2月定例会で代表質問に立つ、との直前ブログでした。
よってその結果報告と、何よりも今定例会で地元報道でも大きな話題になった常任委員会で当初予算否決、という県政史上初のことについて詳細を記したいと思います。
代表質問は、意見の食い違いはあるものの、総じて前向きな答弁を引き出せたものと思います。
人口減少が著しい本県にあって、特にインド人材の活用については、これも地元報道で取り上げられたように施策展開が図られそうです。
さて、何といっても話題となった農林水産常任委員会での予算案否決について、どういうことだったのかお知らせします。
県は、寒河江市に県産果樹の情報発信拠点施設(フルーツステーション)を整備しようとするもので、そのための準備にあたる調査費約5000万円を予算案に計上しました。
農林水産常任委員会のみならず、県連役員、政務調査会、あるいはそれらを複合した形で、議論を重ねたところです。
効果が全く期待できないこと等から、フルーツステーションの関連予算を認めず、関連予算を抜いた修正予算案を提出する運びとしました。
修正動議をかけ、修正案に賛成討論し、採決という運びまで準備し、私・渋間は修正案に賛成討論する役割まで決めて臨んでいました。
ところが、、、
修正案賛成討論の原稿を書いていたところ、県は予算案撤回する、との連絡がありました。
つまり、議会からの修正というよりは、県で修正して再提出するという、いわば県のメンツを保ちたいだけの動きが今回なのです。
私・渋間の討論原稿、8割できていた原稿がマボロシとなりました。。。幻幻幻
一連の経緯は述べたとおりですが、報道では詳細がわかりません。
地元報道では、自民党が知事選をにらんだ動きのようなマヌケな報道もありました。
結局どういうことだったの?と県民の声。
ここで、私・渋間のマボロシの討論が活きてくるのでは!
討論とは質問と違い、約3分ほどで行われるの慣例になっていて、これまでフルーツステーションの経過となぜ反対なのか、簡潔に述べてありますので、ここで活かすべく、以下に記します。
なお、討論ですから議員に向けての語りになっていることも併せてご理解のうえ、ご覧ください。
修正動議に賛成の討論をさせていただきます。この度の修正案は、農林水産予算のうち、寒河江市に整備しようとしているフルーツステーション建設のための委託料3000万円を削減するものであります。
一昨年、県産果樹の情報の発信は必要だが、そのための25億円かかるハコモノは不要であるとした議会の意思を受け、県は予算案を撤回しました。今般は、公費負担を抑え民間活用するからと始まった計画でありながら、約19億円もの国民、県民の税金を投入するものであり、始めに言った言葉とは大きな乖離があります。当該施設について可能性調査を行った日本総研は、寒河江市への建設では、公費負担を大きくしなければ民間の参入は難しいと報告しております。民間を活用し、公費を抑えるとした約束を反故にし、公費負担の大きい計画を進めております。
しかも、削減しようとしている委託料3000万には、財政調整基金いわば県民の貯金が使われようとしており、県民の貯金に手を付けてまで急ぎ進める事業なのか甚だ疑問です。
そもそも情報発信の要素が見当たらず、まるで地方のテーマパークのようであり、各テーマ施設自体が情報発信にあたる、という説明には驚きを隠せませんでした。また、高齢化や後継者不足で悩む果樹農家のために、今、建設しなければならない、との発言は、まったくもって現場の声、県民の声を聞いていないものであり、実際県は、農業者、県民の声をほとんど聞いておりません。
今、すべきは、農業者の声を聞き、農家に寄り添った施策展開であります。施設建設ではありません。
県政史上初となる常任委員会否決は、ヤフーなど大手の検索エンジンなどのニュースとなり、それらコメントのほとんどが、今時情報発信に施設建設か、と否決に肯定的な声でありました。また地元新聞でも地域の声を紹介しておりました。否決に否定的な声を拾おうにも、ほとんどが施設建設を知らないか、知ったところでも施設建設に疑問が多く、そういう報道になったということです。つまり、施設は不要というのが圧倒的な県民の声なのであります。
われわれ県議会議員は、県民の声を聞き、県民の声を反映させる役割を担っております。議員各位には、県民の声を聞いて、県民の声に従い、県議会に活かすという本来の姿に立ち返るべきであります。どうか県議会各位には、議員としての本来の姿、県民の声を反映させる議会になるよう、修正案にご賛同賜りますようお願い申し上げ、賛成討論としたします。
というものです。
これが実際のところです。
もっと話したいことがありましたが、3分ほどの討論という限られた時間でのことなので、そのエッセンスだけのものですが、フルーツステーションの計画及びその予算案がいかにオカシイものであるか、おわかりいただけたのではないでしょうか。
地元報道などがいう「知事選をにらんだ自民党の動き」などでは全くなく、オカシイものはオカシイとチェック機能を発揮し、議会で言うのが議員であります。
知事選をにらんだ動き、などとタワケたことを言うのなら、まともな議案、予算案にも反対を貫き通さなければならなくなります。
最大会派として、そのような暴挙はしませんし、結果が歴史が物語っております。
地元報道も最近は週刊誌化しており、在りもしないことを面白おかしく報道する傾向にあります。
マスコミ報道を鵜呑みにしないで、県民は賢民にならなければ、と思いも新たです。
想いも新たになったところで、議会の構成も新たになりました。
副議長に同僚の矢吹栄修議員が就任しました。
さらに県の一連のフルーツステーションの計画は、農業者や県民の声を聞いていなかった杜撰なものであり、ならばわれわれ自民党県連が農業者などの声を聞き、真に農業者のためになる施策を展開するため、「山形県 食料・農業・農村元気戦略本部」と同戦略会議を立ち上げました。
引き続き、チェック機能を発揮し、県民の声を聞き、施策展開や政策立案していく決意です。