心に重さと希望と<民生常任委員会管内視察>
その後、委員会での管内視察で、小規模多機能型居住介護施設「ケアセンターとこしえ あたご」と児童養護施設「米沢市立興望館」に行きました。
小規模多機能型介護施設とは、「通い」を中心に「泊まり」と「自宅への訪問」の機能ががあります。
8割が認知症という中で、通いにしても訪問にしても、なじみの顔が介護にあたるという身近なもので利用者にとっても、その家族にとっても安心感がえられるものです。
なによりも、家族と完全に離れ離れというものではなく、自宅が中心となってケアセンターがあるという、三世帯同居を推進する私としては、最も機能的な介護形態です。
特養施設との連携などの課題もあり、米沢市内ではまだ3箇所だけですが、国も推進しようとしているし、今後広がるだろうと思えるものでした。
次は興望館です。
致し方ない場合もありますが、完全に親に問題があるケースで入館する子どもたちのための施設です。
施設長の現場の話を聞いて、子を持つ親の一人として、心が重くなりました。
ちょうど幼稚園から帰ってきた子どもたちが、「ただいま~」と元気よくあいさつします。
子どもの笑顔は、どの子も無邪気でなごみます。
しかし無邪気な笑顔の後には、親に会えない、親と触れ合いたい寂しさがあるようです。
施設長の話からも、指導員や保育士にスキンシップを求める子どもが多いことからも伺えます。
振り返って自分自身、親としてどうなのだろう?
子供に怒ってばかりではないか、話を聞いていないのではないか、考えさせられる機会であると同時に、興望館の子どもたちとその施設職員に何かしら力になりたいと思うのでした。
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