「民の膏 民の脂」を旨に。送別会にて。
3月20日、春分の日。副市長と3名の部長、消防長が
今春で退職されるために、議会主催の送別会がありました。
長年にわたり、市政発展のためのご労苦に改めて敬意と感謝を
申し上げます。おつかれさまでした。
お一人おひとりと語り、それぞれが役人としての哲学を持ち、
市政に臨まれたことが伺えました。
ある部長は、小生が座右の銘の一つにしている言葉と全く同じことを
話され、意気投合。以下のものがそうです。
爾 俸 爾 禄 なんじの俸、なんじの禄は
民 膏 民 脂 民の膏(こう)、民の脂(し)なり
下 民 易 虐 下民は虐(しいた)げ易きも
上 天 難 欺 上天は欺(あざむ)き難し
これは二本松城にある石碑に彫られたもので、当時、登城する武士たちが
必ず目にするところにあります。小生なりに訳すと、
「あなた(役人)の俸禄(給料)は、市民の汗と脂の結晶つまり血税である。
市民をいじめがちになりやすいが、神様をごまかすことはできない」
いわば「役人たちは市民を労わり、感謝せよ。その気持ちを忘れて市民を
虐げたりすると、天罰があるぞ」ということです。
1749(寛延二)年3月に建てられた戒石銘碑は、二本松藩士の士気を
奮い立たせただろうことは容易に察することができます。
この精神で市政運営にあたられた本市管理職がいたことを誇りに思うし、
退職されることは残念ですが、ぜひ後進に指導していただきたいと
思います。小生も改めて胸に刻む機会になりました。
他の議員や公務員、山形県情報、経済・時事情報をご覧ください





今春で退職されるために、議会主催の送別会がありました。
長年にわたり、市政発展のためのご労苦に改めて敬意と感謝を
申し上げます。おつかれさまでした。
お一人おひとりと語り、それぞれが役人としての哲学を持ち、
市政に臨まれたことが伺えました。
ある部長は、小生が座右の銘の一つにしている言葉と全く同じことを
話され、意気投合。以下のものがそうです。
爾 俸 爾 禄 なんじの俸、なんじの禄は
民 膏 民 脂 民の膏(こう)、民の脂(し)なり
下 民 易 虐 下民は虐(しいた)げ易きも
上 天 難 欺 上天は欺(あざむ)き難し
これは二本松城にある石碑に彫られたもので、当時、登城する武士たちが
必ず目にするところにあります。小生なりに訳すと、
「あなた(役人)の俸禄(給料)は、市民の汗と脂の結晶つまり血税である。
市民をいじめがちになりやすいが、神様をごまかすことはできない」
いわば「役人たちは市民を労わり、感謝せよ。その気持ちを忘れて市民を
虐げたりすると、天罰があるぞ」ということです。
1749(寛延二)年3月に建てられた戒石銘碑は、二本松藩士の士気を
奮い立たせただろうことは容易に察することができます。
この精神で市政運営にあたられた本市管理職がいたことを誇りに思うし、
退職されることは残念ですが、ぜひ後進に指導していただきたいと
思います。小生も改めて胸に刻む機会になりました。
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by shibuma
| 2008-03-21 07:25

