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米沢市立病院(自治体病院)について

午前中、民生常任委員会がありました。
来週4日間にわたる委員会視察のための勉強会です。
特に黒字転換している病院のノウハウを視察するため、
相手先の病院について、事前にわからないことには、
先々で質問もできません。
鹿児島市立病院について、ペーパーで事前勉強しました。

その後、市内の企業経営者と意見交換。市政についても詳しく、これまた勉強になった時間でした。特に財政についての見識と市政振興のアイディアは、傾聴すべきものがありました。

経営者との対話や午前中の委員会から、以前ブログに「つづく」とした米沢市立病院について記したいと思います。

ほんの先日、10月10日に米沢市立病院は地方公営企業会計法の全部を適用することにしました。
これまで、一部適用ということで、管理者は市長であったものが、市長が任命する方が管理者になります。このたび院長が管理者になりました。

一部適用から全部適用で何が変わるか?
簡単にいえば、管理者の理念・指導のもと、少しは民間的手法での病院経営ができるというものです。


9月議会の民生常任委員会は、これが中心的課題で議論されました。
そもそも米沢市立病院は、毎年2億円前後の赤字で、累積赤字は50億円にものぼります。

このままでいけないことは、誰もが承知するところです。そこで一部適用から全部適用にする試みは、なんらかのアクションを起こしたということでは評価すべきものです。

しかし中身は、数値的なものは何も変わらない、というものです(死体処理料が値上げになったことだけ変わりました;縁起でもない話、ゴメンナサイ)。

そこで小生が質問したのは、「勤務評価制度を導入するべき」としました。
病院当局は、「確かに病院に限らず市全体に制度導入の必要性はいえる。ただ部署等の違いが正当な勤務評価になるか課題がある」との回答。

わかるけど、これも何らかのアクション。
アクションないところにはリアクション(黒字化)もない。

また、「オーダリングシステムや電子カルテなど、一元化やコンピュータ化するための4億5千万円(18年度決算)という投資を、人件費削減等に活かすべき」と指摘しました。
米沢市立病院の給与費は、歳入のうち53%を占めています。病院企業収益からみれば給与費は60%を超えています。54%超えるとかなり厳しいと言わざるをえない数値です。

新しい管理者に期待するところです。

市民の生命と健康にかかわる施設だけに、さまざまな視点から議論しなければなりません。
一方で、毎年黒字の自治体病院もあります。
米沢市立病院もそうなるよう、来週からの視察をしっかり行って、成果が得られるよう臨んで来ます(北九州市立八幡病院なども視察してきます)。

by shibuma | 2007-10-16 21:04 | Comments(0)
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山形県議会議員 渋間かすみのブログです。議会や議員活動の報告をしていきます。


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