農水省よ、現場を知れ!<農業委員会な1日>
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本日は朝から農業委員会な1日でした。
農業委員の仕事の一つに、農地パトロールがあります。
管内の農地を見て回りました。
売買があった農地がきちんと耕作されているか、耕作放棄地はどうなっているか、申請に基づいた農地利用がなされているか、など現場を見てくるという作業です。
どこも申請に基づいた農地利用になっていて(当たり前ですが・・・)、一安心。
ただ、耕作放棄地は年々ひどくなっているようです。
徐々に支障木が大きくなり、レッドゾーン地帯になりそうな箇所も見受けられました。
パトロールはますます重要になってきています。
農地パトロールを終え、今度はお隣、川西町で開催された山形県農業委員大会に向かいました。
山形県農業会議創立60周年を記念する大会で、農政を取り巻く環境からも大変意義深い大会になりました。
当然、政府の拙速な農政改革について来賓の挨拶なり決議なりで話が出されました。
小ブログでも何度か触れていますが、政府は新たなコメ政策を実施しようとしておりますが、政策実施の母体となるのはどこか?
農業委員会なり農協などの農業団体です。
しかるに、その農業委員会や農協の組織改革しようとするのは本末転倒というものです。
企業の農業参入の緩和にしても、地域と結びつきがない中で行おうとするものです。
「地域の結びつき」という「家族の結びつき」同様、大事なものを失わせてまで行おうとするのでしょうか。
安倍政権の政策は、外交や防衛など、おおむね評価するところですが、こと農政はNOであると言わざるをえません。
なにも現場をわかっていない。
対前年度比より予算を多くつけた、といっても机の上の理屈のものであり、現場とは乖離している農政であると断言できます。
どうも最近の農政は、農業者の自発的な動きを制限するような、政府から地方へ一方通行のようなものです。
農業者の自主性や主体性でもって農業改革していこうとするのではなく、上からの圧力のようです。
農なき民は滅びる、以前のブログにも記したことが思い浮かんだ農業委員大会となりました。
日本の民を滅ぼしてはならない、強い想いで安倍総裁といえども言うべきは言っていくつもりです。
何にしても、特に農業は、⇒⇒⇒ 現場を知れ!と思う。
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