まともでない国を相手にする苦労 <拉致問題研修会>
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自民党の全国青年部長会議のため、東京・永田町の党本部に行ってきました。
会議の前日に3時間にわたる青年部有志研修会が衆議院第二議員会館の多目的会議室であり、これにも参加してきたところです。
北朝鮮による拉致問題を風化させてはならないことから、拉致問題についての講義を受けてきました。
講師は、内閣審議官の片山一夫氏と外務省の朝鮮半島政策調整官の丸山浩平氏です。
片山審議官からは「北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて」と題しての講義です。
政府の基本姿勢は、北朝鮮による被害者についての安否に関する納得いく説明がない、と断じております。
さらに拉致問題の解決なくして日朝の国交正常化はありえない、というものです。
北朝鮮が拉致を行った背景は、朝鮮半島の赤化統一(共産化)を目的として、工作員の韓国への送り込みをねらったものであり、韓国で工作活動を行うためには、韓国人より日本人を装うことが効果的だった、というものです。
また、日本人を工作員の教育係にしたり、拉致した日本人の身分を背乗り(なりすまし)した北朝鮮工作員が日本国外で活動するためだったということです。
北朝鮮による拉致の可能性が否定できない特定失踪者は700名にも及ぶという話もあいまって、改めて強い怒りを覚えたところです。
続いて外務省の丸山・朝鮮半島政策調整官から「最近の日朝関係」と題して話されました。
片山審議官は「対話と圧力」が大事だとしており、外務省としては対話の場を持つことに腐心している様子でした。
協議の場を設けようとしても、北朝鮮は2年前にはミサイル発射を予告したり、実際に発射したりしています。
さらに昨年、北朝鮮は核実験を実施して、日本としては協議などできる状況ではない経過もあると状況です。
まともでない国を相手にする苦労がうかがえました。
いずれにしても、拉致問題について理解促進と情報発信が必要です。
学校においても、子供たちに教育する必要があります。
「危険」も教えなければならないのです。
情報発信としては、自民党青年部による毎年6月の第1日曜日に全国一斉街頭活動を行っております。
今年、山形県連は新庄市で行います。
6月1日(日)午前11時ころ、新庄駅前を皮切りに新庄市内3か所で行います。
情報を共有するべく、ぜひ聞きにきてみてください。
拉致問題についての研修に続いて、「消費税増税の影響や使途について」と題して、鴨下一郎衆議院議員(社会保障制度に関する特命委員会委員長代理)による講演もありましたが、これについては機会があればご報告することにします。
拉致問題を、⇒⇒⇒ 風化させてはならない!と思う。
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