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憲法の実態と世界の現実

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先にご案内していた「行列ができるほどの憲法教室」にお伺いしてきました。
これは憲法記念日を前に、全国47都道府県の青年会議所が一斉に憲法について学ぶ機会をつくる、というものです。

山形ブロック協議会は米沢市を会場に、佐藤正久・丸山和也両参議院議員がパネリストです。
佐藤正久議員は自衛官出身であり国防の観点から、丸山和也議員は国際弁護士でもあり国際的な視点から、それぞれ熱く語りました。
憲法の実態と世界の現実_d0129296_904217.jpg

もう何から報告するべきか、迷うくらい良い内容でした。

世界中の憲法は、君主が市民を抑圧することから憲法ができあがっています。
しかし、日本の場合は天皇陛下が市民を抑圧することなどなく、むしろ民をいたわり、民は君主を慕う、という世界でも珍しい君と民の関係があるから、世界から見たときの日本の憲法論議は違和感があり、その違和感は押し付けられた憲法であることに由来しています。

7世紀の日本には聖徳太子の十七条の憲法があり、第1条に「和を以て貴し」とあるように和の国であり、現在の憲法よりずっと国柄を表しています。
その聖徳太子は、隋の国に親書を送った際、「日出ずる天子より、日没する天子へ・・・」と記し、隋の煬帝は「天子は俺一人だ、ケシカラン!」と怒ったと記録にあります。

当時、大国・隋の属国になり、悲惨になった周辺国と悲劇なその国民がいる中で、日本は毅然とし、気概をもって外交にあたっていたのです。
聖徳太子のような気概をもって外交にあたり、さらに和の国・日本の姿を取り戻さなければなりません。

現在の憲法の前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。
われらの安全と生存を外国に委ねていいのでしょうか?
そもそも近隣諸国などは「平和を愛する諸国民」とは到底思えないし、それら“諸国民の公正と信義”などあるのでしょうか?相当に疑問です。

近隣諸国の現状を予見できなかった(無視した)のが憲法前文です。
現状は尖閣諸島をはじめとする日本の領土と国民の危機が、危険といってもいい状況が近隣諸国によって現実的に存在しているのです!

東日本大震災は「備えあれば憂いなし」を教えてくれました。
しかし現状は「憂いなければ備えない」であり、憂える状態になってからでは遅いのです。

もとより現在の日本国憲法はアメリカが作ったものであり、アメリカが作ったものを守り続けるというアメリカ従属でよいものか!という、それこそ気概を持たなければなりません(当のアメリカは何度も憲法を改正しております・・・)

もはや「憲法を守れ」と声高に言うだけの「門前の小僧、習わぬ経を読む」※みたいな議論は終わっています。
これまで憲法について「触れてはならないもの」とマインドコントロールされており、その呪縛(じゅばく)から逃れるのは容易ではありません。

しかし、われわれ日本人はマスコミに流されたり、憲法をわからないけれど有難く思っている「お経」のような存在にしてはならないと思える機会になった事業でした。
憲法の実態と世界の現実_d0129296_911657.jpg

主催した同僚の中村圭介議員、お疲れ様でした。

一人が憲法について深いところで知り「一灯照隅」になり、みんなが知り広まることで「万灯照国」つまり日本という国を輝かすことになるのです。


※「門前の小僧、習わぬ経を読む」=その人が長い間過ごしている環境は、知らず知らずにその人に強い影響を与えてしまい、 習わなくてもその環境のことを身につけてしまうというたとえ。


憲法と世界の現実を知り、⇒⇒⇒ 門前の小僧になってはならない!と思う。
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by shibuma | 2014-05-03 09:04
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山形県議会議員 渋間かすみのブログです。議会や議員活動の報告をしていきます。


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