変わっている人の可能性 <有害鳥獣対策研修>
6月定例議会も終わり7月に入りました。
が、例の図書館問題のための全員協議会があった本日です。
さらには置賜広域行政事務組合の議員もしているため、今月は広域行政の議会があり、本日も消防に関する協議会す。
この間、他にも農林業振興議員連盟の研修会があり、その研修内容をブログで報告します。
最近、クマ出没の報道が多くあります。
有害鳥獣による農作物の被害が毎年いわれ、その対策が求められております。
我らが会派・一新会としても、猿被害の先進地?福島で視察研修をしたりしましたが、議会として共通の認識をもたなければならないところにきております。
そこで、独自の方法と観察で猿や熊の被害を抑え、その世界の有名なブロガーでもあり、本当にユニークな人を招き、話を伺いました。
それは高野尾 典樹さんです。
高野尾さんのブログ山の仙人になりてーなぁ
高野尾さんは、高畠町でブドウを生産し、もっとも山間にブドウ畑を持っていたために、15,6年前に10アールのブドウ畑が猿による被害で全滅したそうです。
なお15年くらい前は、猿の被害などは今ほどなく、つまりは平地までは来ていなかったのです。
それが最近は、さまざまな理由から平地の農地まで猿が姿を出し、被害が理解されたという次第です。
被害の最古参のような方で、それゆえ対策もオリジナル。
電気牧柵を自らつくり、メーカーのものよりも効果的なものになっているそうです。
そうするためには猿や熊をよく観察し、時にはダンボールに入って何時間も観察をした、といいます。
変わった人です。
変わっている、といえば高野尾さんは、高畠町出身ではありません。
長野県の農家の出身で、なぜか電気科の工業高校卒業後、北海道の農場に研修に行き、北海道から長野まで犬を連れて歩いて帰って来たそうです。
長野に帰った高野尾さんは父親とケンカし再度、お金も何も持たず青森県を目指し北上。
その時は車で向かいましたが、お金もなくガソリンが切れたのが高畠町だった、ということです。
それ以来、高畠町にいて現在に至るということで、この経歴だけでも変わっていると思えます。
今となっては猿や熊の生態をよく知り、よく知るがゆえに被害に対する対策も整っているようです。
米沢でも有害鳥獣の被害が多く、高野尾さんにアドバイスを求める機会になりました。
高野尾さんがそうだとはいいませんが、まちづくりはじめ何かを変えるのは「若者、よそ者、ばか者」とよくいわれます。
研修を聞いて、新たなものの開発などは、変わった人が担うものであると実感したところです。
読者各位の周りにも変わった人がいるかもしれませんが、可能性を秘めている人と思っていたほうがよさそうです。
そして自らの道は人から変わっていると思われてもやりとおし、人々のために大きく役立つことに結びつけていきたいものです。
そういえば、6月定例議会での一般質問の動画が既にアップされておりました。
ご覧ください。
6月定例議会 渋間かすみ 一般質問 動画
変わった人、 ⇒⇒⇒ 温かく見守るべき、と思う。
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