たくましさ!<3月11日に思う;復興祈念事業>
3月11日という日は忘れもしない、忘れてはならない日です。
ちょうど1年前の東北地方太平洋沖地震がもたらした被害は、津波、原発事故も含め甚大きわまるものであり、今なお爪あとを残しております。
1年後の今日、午前中は町内の子ども会による「6年生を送り、1年生を迎える会」でした。
毎年の行事だけど特別な日には、「送る人がいて、迎える人がいる」という意味から大震災での姿が重なってしまいました。
行事そのものは楽しく、雪上カルタで町内の子どもたちと一緒に遊び、みんなで鍋をいただいたところです。
子ども会の行事を終え、伝国の杜に向かいました。
東日本大震災復興祈念事業に参加するためです。
山形県内では米沢会場のほか山形市でも行われました。
開会セレモニーとして、多くの避難者がいる米沢において避難者合同合唱団・HAPPY愛LANDSと米沢の合唱団有志による合唱があり、感動的でした。
この事業は、政府主催の「東日本大震災一周年追悼式」ともコラボしており、その中継もありました。
中継にあわせて米沢会場においても天皇皇后両陛下をお迎えし、ともに国歌・君が代の斉唱し、地震の時刻にあわせて黙祷を捧げ、天皇陛下のおことばを拝聴したところです。
陛下の病後の大事にしなければならない時期に、それを押してご臨席賜り、おことばをいただいたことは被災者や国民に大きな希望になったものと思います。
会場を後にすると、太陽が輝き暖かい天候のように感じました。
家に帰ると、ちょっと前まで埋もっていた、そう、完全に埋もっていた庭の「ムラサキシキブ」が雪を押し分けて顔を出していました。
もしかしたら折れているかも・・・と思っていたムラサキシキブ。
大量の雪に押しつぶされながらも、しなやかに、たくましく立とうとしています。
もう少し時間が経てば、小さく綺麗な、尊い紫色の花を咲かせることでしょう。
日はまた昇る! ⇒⇒⇒ しなやかに、たくましく!
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