励ましと慰め <同治と対治>
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ブログ更新しないことの言い訳みたいなっておりますが、ここのところ、またぞろ会合続きです。
地区運動会の応援指導、各種団体の総会と懇親会、自民党青年部の集まり、支持県議の有志の会への参加とありました。
本日は、置賜広域議会で消防広域化について、関係市町議員協議会です。
自民党青年部の会合で、6月1日に石巻市に支援に行くことになりました。
前回4月6日に七ヶ浜町への支援と同様の活動をしようと考えております。
東日本大震災に関する活動をしてきて、また今後もしようとして、あるいは報道などを見て思うことがあります。
五木寛之さんの本に、震災に関してではないけれど、まったくあてまる文章がありました。
それは「いま大切なのは<励まし>ではな<慰め>」というものがありました。
内容は、人間の心を癒す言葉はふたつあり、ひとつは<励まし>であり、ひとつは<慰め>である、ということです。
立ち上がれる人は、励ましが有効ですが、自信を失っている人へ「がんばれ」ということは上滑りしていくだけで、慰めが必要であるということです。
同治と対治という考えがあるそうです。
例えば高熱を出したときに氷で冷やして熱を下げるやり方を「対治」とするなら、十分に温かくして汗をかかせて、熱を下げるやり方を「同治」というのだそうです。
対治は励ましであり、同治は慰めという位置づけです。
悲しんでいる人に、がんばれということも必要ですが、黙って一緒に涙することも必要としております。
ここで思い出すのは、天皇陛下が被災地へ行かれたときの言葉です。
天皇陛下は、まさに同治をされたのだと感じております。
がんばれ一辺倒でなく、黙って一緒に涙することも我々の情感としながら、被災地へ行きたいものと思っております。
東日本大震災
励ましも必要だが、⇒⇒⇒ 慰めも必要だと思う。
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