北方領土早期解決を求めて<議会最終日の発議>
議会最終日にあたり本会議で採決され、案であったものが執行されます。
議案に対し賛成・反対討論や附帯決議などがあり、機会があれば報告したい内容ですが、私・渋間に関することで議会最終日の報告をします。
私・渋間からは、議員発議として「方領土問題の早期解決のため、毅然とした外交姿勢を求める意見書(案)」を提案しました。
以下、意見書案をそのまま記します。
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島からなる北方四島は、歴史的にも国際法に照らし合わせてみても、明らかに我が国固有の領土である。米沢市議会はもとより全国各地の地方自治体は、長年にわたり領土返還を求めてきており、一日も早い返還実現は国民の悲願である。
北方四島は日本国固有の領土であるとの我が国の主張を認識しているにもかかわらず、不法占拠している現実から、旧ソ連時代も含め、これまでロシアの国家元首が北方領土を訪問することはなかった。しかしながら11月1日、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土のひとつ国後島を訪問したことは、義憤に耐えないところである。
ロシア大統領の北方領土訪問の背景には、尖閣諸島沖の中国船衝突事件および船長釈放問題や普天間飛行場移設問題をめぐる迷走など、政府の外交指針の欠如によるところが大きいと考えられる。
よって国においては、今般のメドベージェフ大統領の北方領土訪問に厳重に抗議し、毅然とした外交姿勢で臨むよう求めるとともに、北方領土問題を早期解決するためにも早急に外交戦略の立て直しを図るよう、強く求める。
以上、地方自治法99条の規定に基づき、意見書を提出する。
ということで、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、北方担当大臣、国家戦略担当大臣、内閣官房長官あてに求めたところです。
すると、共産党の白根沢議員から、討論がありました。
私・渋間としては、討論のみならず質疑も含め、予想していた展開です。
共産党の主張として、ポツダム宣言とサンフランシスコ条約の内容でもって北方領土は解決済みとする内容だと思って、反駁する材料もそろえておりました。
しかし!・・・・・
なんと私・渋間の主張に、反対するのでなく、賛成討論だったのです!
正直、驚きました。
細かい指摘はありましたが、それも織り込み済みで、全体としては賛成する内容だったのです。
よって、私・渋間の北方領土の早期解決を求める発議に対しては、全議員、異議なく可決されました!
ともあれ、シングルイシュー(ひとつの課題)とはいえ、米沢市議会全体がまとまりができ、良かったです。
つまるところ、地方議会がモノ申さなければならないほど、現政権を憂いているということを物語っていると感じたのでした。
北方領土は ⇒⇒⇒ 歴史的にも国際法上も日本固有の領土である!
ブレる民主党は、 ⇒⇒⇒ 国益を著しく害している、と思う。
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