ご来光と感謝の心、そして国旗・国歌<富士登山記2>
富士山頂へは約2時間かかるということで、富士山の日の出つまり「ご来光」を拝むために夜中の出発になります。
登山者のほとんどが日の出の時間にあわせて頂上に向かい、登山道はとても込み合います。
外は真っ暗で、写真はヘッドライトの明かりで星ではありません。
星といえば、時折の晴れ間に富士山から見える星は、とてもとても綺麗です。
米沢の夜空も良いですが、オリオン座の間に、こんなに多くの星があったのか!と思えるほど、富士山から見る夜空には数多くの星が輝き、感動しました。
頂上目指し多くの人で込み合う登山道なので、車の渋滞のように、立ち止まったり登ったりしながら登ること約2時間、午前4:40に山頂に到着しました!「やったど~」
私・渋間にとっては、きつい登山ではなかったけれど、やっぱり日本最高峰に登ったことに感激しました。
あとはご来光です。
多くの登山者がご来光を待っています。
待っている間、
「つらかったけど、この経験があればどんなことも乗り切れそうな気がする」と話していた若い女性たちの会話が聞こえてきました。
空気が薄く、頭痛の中、それでも目標を持って、目標を達成したからこそ、出てきた感想だと思います。
さて、ご来光です!おお、来るぞ~。(5時7分)
ブログ読者の皆さんにもご利益がありますように、以下ご覧ください。
君が代は♪
千代に八千代に♪
さざれ石の巌となりて♪
どこからか国歌「君が代」が聞こえてきました。
声がするほうを見たら、頂上にある浅間神社の若い神官たちが、国旗を掲揚しながら国歌「君が代」を歌っています。
それが日の出のタイミングにあわせているようです。
ご来光と国旗・国歌がひとつになっています!
苔のむすまで♪
おお、ご来光です!!!(5時8分)
しかも国歌が終わると同時に、国旗が一番高いところに掲揚されました!
素晴らしい瞬間でした!
誰かが拍手をし、それにあわせるように私・渋間も含めて大きな拍手が沸き起こりました!
日本人が持つ感性、素晴らしいものがあります。
日の丸、ご来光、君が代、富士山と、日本的なものが凝縮されているように感じました。
この太陽が、多くの恵みを与えてくださっているのだと、ご来光に思わず手を合わせたのでした。
この精神性もまた、日本人の素晴らしさです。
感謝する心を忘れた日本人が多くなりつつある今、富士登山は多くの気づきを与えてくれるものと思います。(つづく)
富士山頂上 ⇒⇒⇒ 感謝の心とチャレンジ精神を与えてくれると思う。
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