全庁的取り組みができていない米沢市政
8月10日に臨時議会が開催されるため、議案などの事前説明という位置づけです。
その中で議案ではないけれど報告すべきは2点。
ひとつは市営駐車場が今年9月末で営業を廃止し、10月以降に解体工事に入るということです。
市営駐車場は老朽化が著しく、耐震診断の結果、倒壊・崩壊の危険性があり補強工事よりも建て替えるべき、とされたからです。
前売り駐車券は払い戻しされます。
もうひとつの報告は、小野川スキー場課題検討委員会の検討結果についてです。
報告を聞いていると、どうも深い検討がなされていないようです。
行政側から「教育施設としてどうなのか?」という検討事項ならば、深い議論にならないのは当然です。
そもそも小野川スキー場について検討委員会が設置されたのは、教育施設という位置づけのみならず、観光や地域振興の視点からも検討がなされるべき、としたからです。
それゆえ検討委員会のメンバーには、観光サイドや商工サイドからも入っているはずです。
しかし、小野川地域の振興についての検討は「別なところですべき」という報告がありました。
当初の委員会設置の趣旨とかけ離れているのです。
ならば、別なところとはどこか?市ではどの課が担当するのか?質すと、「議論に応じ、担当課が決まると思います」・・・
小野川スキー場を担当しているのは教育委員会・管理部門なのですが、教育委員会は一時逃避、他人事、人任せ・・・
だから今年3月議会で、会派代表質問で「地域振興課が必要ではないか!?」と提案したのです。
ここでも、地域を総合的に判断できずにいる米沢市役所の姿が浮き彫りになりました。
もう何度も、全庁的取り組みを!各課横断して!と言っているにもかかわらず、相も変わらず縦割り行政・・・
検討委員会では深い検討がなされていなかった、という判断で議会での議決になるものと思います。
検討委員会の結論だからといって ↓↓↓
「ハイそうですね」とはならないと思う
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