遊び心ある地域おこし
6月13日(土)、米沢有為会・米沢支部総会に行って来ました。
総会では産業功労として、その名のごとく産業振興に功績のあったかたを顕彰しております。
体育文化の面で活躍した小中高生を特別顕彰といて讃えております。
紹介すべきは、産業功労の1個人、1団体です。
高橋義昭さんと、西置賜産業会ロボット開発グループが顕彰されました。
高橋さんは、30年にわたり米沢の企業にソフトウェアやファームウエェアの開発と重要性を伝道し、講習会や共同開発を推進しながら人材育成に努められました。
ロボット開発では、高齢化社会に役立つロボットの開発や、愛の兜の「直江兼続ロボット」を開発されております。
顔と声を認識して、クイズゲームのデモンストレーションがあり、ロボットも人間に近づいてきていることを実感しました。
続いて西置賜産業会ロボット開発グループは、製造業の後継者や技術者の人材育成や地域産業の振興を目的として組織されました。
共同でロボットの製作、開発をし、長井市のまちづくりに貢献しております。
長井工業高校のロボット講座や農業用除草ロボットの試作などをして、青少年育成から産業振興まで行っており、「自助」での地域振興のモデルとして全国的にもメディアで取り上げられているそうです。
ロボット開発グループの小関さんの話では、最初から「地域おこし」とか「産業振興」というカタイところから入ったのではなく、「遊び」から技術を磨いていった成果とありました。
さらにロボワン(格闘技K-1のロボット版)の競技で、並み居る一流企業も参加する中で上位を果たしておられ、ロボワン大会を長井市で開催するなど、結果的に長井市の活性化に役立っております。
デモでは、ロボットが対戦する動きを見て、童心に帰ります。
おもしろい!!
なぜロボットがだいたい30~40センチくらいの大きさで3kgぐらいの重さなのか?
大きくしても、原理的には同じですが、大きくした分だけ製作費用がかかり、結果的にその大きさ重さが一番効率がいいもになっていること、ちょうど赤ちゃんと同じくらいなのは、なにか因果を感じている、という話も聞くことができました。
いずれにしてもロボットで地域おこし、いいですね。
地域おこしには「夢」が必要で「遊び心」も大事にしたいものです。
忘れかけているもの →→→ 遊び心
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