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改めて「図書のまち米沢」を目指します<一般質問>

本日から一般質問が始まりました。
通告どおり「図書のまち米沢を目指して」と題して質問しました。
改めて「図書のまち米沢」を目指します<一般質問>_d0129296_2317792.jpg

録画ウェブ配信されることから、詳細はそちらでご覧いただきたいのですが配信は5日後ということで、どういう質疑応答だったか、思うところを・・・

まず話したのは、米百俵の精神についてです。
未曾有の経済危機といわれる中、このような厳しい時代だからこそ図書や教育の分野に力を入れるべきということです。

私は常々、行財政改革を訴えてきました。
しかし、図書をはじめとする教育については未来への投資と考えるべきという考えです。

人口9~10万人の規模で基準とされるべき図書館延床面積は2776㎡となっていることに対し、市立米沢図書館は延床面積が1659㎡しかなく、そのせいか米沢市民一人当たりの年間貸し出し冊数は2.85冊で、全国平均の4.73冊に大きくかけ離れています。

そこで市長もマニフェストにまちなか新図書館建設を公約しておりました。
今年度までそのプランを出す、としながら予算的には先進地視察のための1万円弱の旅費しか計上しておらず、市長のマニフェストは達成できないのではないか、疑問を率直に述べました。

案の定、市長と市当局との意見の乖離がありました。
市当局は財政面の関係でできない旨、答弁しました。
しかし、市長はなんと「議会から図書館建設の声が出て嬉しい」という答弁。

オイオイ・・・

聞いていることと、答えていることがまるでかみあわず、不毛でした。
学問・教育のまち米沢を標榜していながら決意がない・・・

だから代わりに、40万冊の図書を寄付で集めた福島県矢祭町の新図書館建設にあたってのの例などをあげながら、財政負担がない「まちなか図書館」を提案したんだけれど、これまた不毛な答弁でした。

いずれにしても、公立図書館だけでなく、書籍にあふれたまち、手軽に本が手に取ることができるようなまち、親が子へ、祖父母が孫へ読み聞かせするような、図書によるまちづくりを目指した質問にしました。

ウェブ配信をご覧いただければわかりますが、メインの質問は新図書館建設ではなかったのだけれど、不毛な答弁の中にも「検討する」の答弁もあり、展開していく決意になりました。
(私の質問で、「検討する」という答弁は逃げにはならないようにしています)

自分自身の反省もあります。
わかっていたけど、1回目の質問が長かった・・・

反省も、怒りもあり、新たな決意にもなった一般質問になりました。


渋間佳寿美 6月議会一般質問 米沢市議会WEB配信(おそらく6月15日)
米沢市議会ホームページ→質問者から選ぶ→渋間佳寿美をクリック


愚かな答弁に →→→ ますます闘志が湧いてくる



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by shibuma | 2009-06-10 23:18
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山形県議会議員 渋間かすみのブログです。議会や議員活動の報告をしていきます。


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