議論を避けてはならない!
2日間という長丁場のJC東北ゼミナール委員会を終え、北上からまっすぐ米沢での後藤源県議会議員の後援会に参加しました。
間に合ってよかった~。
県議の後援会の直後、これまた県議と一緒に大学の校友会役員会に参加したところです。
次の日、つまり昨日は地元・米沢市立第7中学校の卒業式で、明日は上郷小学校の卒業式です。
卒業式の日は、議会は休会になります。
卒業式の間にある今日、議会・本会議と予算委員会が行われました。
本会議は、補正予算の採決と「米沢市川西町合併協議会設置に関する協議について」という議案に対する意見陳述及び質疑さらに討論と採決です。
討論では、賛成の意見で壇上で賛成討論をいたしました。
いつものように議会壇上に立つときは、小ブログでその内容を記していたのですが、報告通り「怒涛の日々」を過ごしていたのでご容赦ください。
さて討論。
「米沢市川西町合併協議会設置に関する協議について」という長々とした議案名ですが、これは米沢市内の有権者の署名による住民発議によってなされたものです。
有権者の署名が法定数を超え、市は議会に議案として議決を求めなければならなくなります。
どういう議案かというと、合併協議会を設置してください、というものです。
合併協議会設置イコール合併ではありません。
あくまでも「議論をしてください」、議論の延長線上に合併の有無がある、という認識のものです。
そもそも住民発議で、議論の場を設けるのは市民の意見を尊重しなければならないと考えます。
また、基本的には1800もの協議項目の議論を通じて、市の現状や将来のビジョンが見えてくるという大きな意義があります。
さらに合併協議会が設置されたならば、その協議会には市民も参画し、開かれた議論の場になります。
これまで密室での議論がようやくオープンになるという、これも大きな効果があります。
市民の意見を尊重すること、市政の状況やビジョンがみえてくること、開かれた議論ができること、この3点から賛成するのは当然のことと討論しました。
私が考えられうる反対する最悪の理由があるとすれば、それは「保身」でしかないことも付け加え申し上げました。
1800の協議事項には、議員定数の削減も含まれます。
合併する、しないにかかわらず、議論を通じて「まち」の将来を語りたいのです。
子どもたちの将来のための話であり、今を生きる私たちの損得の話ではないのです。
・・・という討論内容です。
結果、賛成多数で米沢における「議論の場」は担保されました。
議論をはじめから閉ざそうとする議員が少数で良かったです。
議論を避ける米沢市議会でなくて良かった→ → →
城戸淳二教授ブログ http://junjikido.cocolog-nifty.com/blog/
じ~この台湾情報 http://velvetofficial.blog71.fc2.com/