「人」に根ざすこと <議員研修会>
米沢市の一般会計、特別会計など総計約600億円の予算を審議する予算議会でもあります。
そのような性格をもつ3月議会を直前に「臭気に関する議員研修会」がありました。
講師は公害や環境を担当の東京都職員を経て、現在(社)におい・かおり環境協会の会長で、工学博士でもある岩崎好陽(いわさき よしはる)さんです。
小ブログでも何度か書いている、米沢市での悪臭問題ですが、その解決に向けた研修会です。
その詳細は書ききれませんが、臭気について我々が思っていることと、その道のプロが言うことは違っていました。
例えば、においセンサーという何十万円もする機会であっても、人間が悪臭と思うものと違うにおい成分を検知したりするそうです。
例えば、におい成分として知られるアンモニアは、人間は1.5ppmで感知するそうですが、メチルメルカプタンという別のにおい成分は、わずか0.00007ppmで感知します。
悪臭としてのにおい成分で例えばアンモニアが600ppmあったとしたら、感知する度数からすると400倍です。
一方で、メチルメルカプタンが5ppmしかないとしても、感知する度数からすると7万1000倍という途方もない数値になる、ということです。
においセンサーなどの機械で臭気を計ろうとするのではなく、大事なのは人がいかに感じるか、感じているかということだと思います。
臭気を出さないようにするためにも、人です。
脱臭装置があったとしても、人がメンテナンスを怠れば、臭気は出てしまいます。
臭気を感じるのも人、出さないようにするのも人。
何にしても人に根ざした対応や対策が必要と聞き入った研修会になりました。
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