議会直前!なのに<埼玉県深谷市視察>
ついこの間、広域議会で練りに練って言質を引き出した質問を書いたばかりと思っていた矢先、いろんな行事も重なって市議会のことはちょっと横に置いていて慌しさもピークです(広域議会も市議会の一部なのですが・・・)。
慌しさに自ら拍車をかけるように、今日は埼玉県深谷市に個人視察に行きました。
3日後に質問をする米沢女子短期大学の4年制化に向けて、先進事例を学ぶためです。
理論で正しければ、視察は後でもいいのでは?と思われるかもしれません。
だけど、現場を大事にしたいのです。
ということで、深谷市。
ここは日本資本主義の父、渋沢栄一生誕の地。
駅前には渋沢栄一の銅像があり、駅舎はレンガ造りでイイ感じ。
渋沢栄一が近代化を目指して深谷でレンガ工場をつくったこともあって、今は渋沢栄一をたたえ「レンガ造りのまちづくり」を標榜し、深谷市としてレンガ造りの建物に助成しております。
渋沢栄一の雅号「青淵」を取って学校法人青淵学園・東都医療大学と大学を誘致した深谷市の担当部署の考えを知るための視察です。
東都医療大学は、来年4月に開学予定とあって内部がスケルトンの新しい校舎に、こういう大学に入れる学生は幸せだなぁと羨ましい限り。
この建物も「レンガ造りのまちづくり」を意識しております。
さて、肝心の市としての対応について。
医療・看護関連大学を誘致することを命題として、市の基本計画に据え、日本の私立大学555校にアンケートしたのです。
一言に555校にアンケートと言いますが、凄いエネルギーです。
大学の土地も市有地を30年無償貸与することや、7億円弱の補助金を出すなど積極的です。
しかし7億円弱は決して高額なものではないことがわかりました。
大学を誘致した他市町と比較しても、補助額は少ないほうです。
経済波及効果のみならず、地域の医療看護をどうにかしたい、という目に見えない効果も含め、深谷市長はじめ職員の熱意でもって成し遂げられたものとわかりました。
もっと報告したいことが多々ありますが、あと少しだけ。
というのは、深谷市議会事務局長が米沢市との関係を話されたことでした。
深谷市も深谷・上杉家として「天地人」のことは先刻承知。
米沢の宮坂鉄砲隊が深谷のまつりで活躍していたことがわかりました。
それをたたえ、深谷駅の線路脇には宮坂鉄砲隊の姿をレンガにみせかけたタイル絵画のように描かれていました。
知らないところで米沢を意識できる幸せです。
深谷市に感謝です。
米沢でも、深谷市にならい教育部門でのまちづくりに力を入れていきたいものです。
そのための視察であり、そうなるよう一般質問に臨みます。
【お知らせ】
米沢市議会12月議会 渋間かすみ 一般質問
日時:12月5日(金) 午前10:00~
場所:米沢市議会議事堂
~ぜひ傍聴にお越しください~
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