環境・使い手・サイフにやさしいゴミ袋へ<広域行政議会>
議案は原案通り可決され、一般質問は今回も私1人だけでした。
質問の内容を改めて記すと、
①指定ゴミ袋の形状変更(レジ袋タイプ)の検討にあわせ、材質変更(バイオマスプラスチック)も検討するべき、という提案です。
植物由来の成分を利用したゴミ袋はコスト高になることは承知しておりました。
だから、その対策としてゴミ袋に広告スペースを設け、広告収入で環境施策にあてるべき、とも提案しました。
我らが会派・一新会で上越市(既にバイオマスプラスチックゴミ袋が指定ゴミ袋)に視察に行った成果を試すときでもあります。
②ペットボトル・プラスチックのリサイクルについて、今後の見通しとその対策について持論の展開と提案です。
リサイクル原料としてのペットボトルやプラスチックは、高騰し続けていましたが、アメリカに端を発する金融危機の余波は、世界経済の減速のみならず、プラスチック価格の値崩れも引き起こしました。
さらに景気後退により、再生プラスチックの需要が激減しており、廃プラ・ペットはダブつく、という見通しのもと、廃プラスチックの再利用に成功した広島県の産学官連携の事業例を対策として提案しました。
答弁は、とても前向きなもので、逆に面食らったくらいです。
特に指定ゴミ袋は、形状変更も材質変更も広告掲載も実現に向けて検討する、というのです。
ならば、いつまで成果を出すのか?具体的に求めると、
平成21年(来年)中ごろに周知をはかり、平成22年4月実施をメドに取り組みます、という答弁を引き出しました。
②のリサイクルとそのお金の動きは、財団法人日本容器包装リサイクル協会という団体を通じて複雑な経路で行われるため「興味のない人には、わかりづらい」という傍聴に来ていた相田議員の指摘でした。
複雑なものをできるだけ簡素に言ったつもりですが、もっともな指摘です。
ただ当局が言う、プラスチックの値が若干下がる、とういのは甘い見通しです。
甘い見通しのうえ、対策も構成自治体まかせ。
これを指摘し、広島の例を調査・研究するよう求めるにとどめました。
いずれにしても、やや満足の一般質問と答弁でした。
読者のみなさん、ぜひ再来年の4月に注目しましょう。
そのとき、置賜地域の指定ゴミ袋が、環境にやさしく、使い手にやさしく、サイフにもやさしいものになっている?のです。
【お知らせ】今日決まりました。
米沢市議会12月議会 渋間かすみ 一般質問
日時:12月5日(金) 午前10:00~
場所:米沢市議会議事堂
~ぜひ傍聴にお越しください~
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