医師不足を嘆く前に考えるべきこと
朝8:36発の山形新幹線に乗り、昼前に東京に着くと早速、有楽町でのアンテナショップ見学です。
JR有楽町駅と地下鉄東京メトロ有楽町駅の乗り換え場所のちょうど向かいにある東京交通会館内に北海道のアンテナショップがあります。
さらにその奥に全国の商工会の特産品を売り出しているアンテナショップがあり、米沢のアンテナショップの参考になれば、という思いで見てきました。
続いて麹町にある都市センターでメインの「地域医療政策セミナー」です。
名簿を見ると全国の市議会議員300名以上が参加し、この課題の深刻さが伺えます。
なおその名簿には「美人すぎる市議会議員」として写真集出版などで有名な藤川ゆり八戸市議会議員の名もあり、実際お姿を拝見しました。確かに美人。
美人市議を見に行ったのではなく、地域医療です。
はじめに「安心と希望の医療確保ビジョンについて」と題して、厚生労働省医政局総務課長の深田修さんによる講演です。
主に医療政策の話が中心で、医師不足の現状と課題、そして今後の対策と展望を伺いました。
多くの人にお知らせしたい内容です。
ひとつお知らせするならば「市民と協働の病院づくり」というのがキーワードと感じました。
次に「試練の時代の自治体病院経営」と題して、城西大学准教授の伊関友伸さんの講演です。
この話も、医師不足の現状と現場からの対策が語られました。
議員のみならず自治体病院関係者、市民の皆様にぜひ聴いていただきたい内容です。
破綻した夕張市の病院の再建に関わり、現在進行形の話はタイヘン参考になります。
夕張だからでなく、米沢もどこの自治体もあてはまるものと思います。
治療を施して患者が治ることに喜びを見出す医師。
その医師について過重労働など市民も含めて理解されていなく、このままでは医師がいなくなる、市民自らの医療を脅かしているのがわかりました。
医師のいない病院は単なるハコであり、地域医療を守るためにもぜひ理解を深めていきたいです。
報告したい内容が多すぎ、エッセンスだけお伝えする次第です。
何か行動しなければ、そういう思いに至ったセミナーでした。
他の議員や公務員、山形県情報(さいとう弘 県知事のブログ等)
経済・時事問題ブログもご覧ください↓↓↓
城戸淳二教授ブログ http://junjikido.cocolog-nifty.com/blog/
じ~この台湾情報 http://velvetofficial.blog71.fc2.com/