区切りの日に、先人に学ぶ。
「天地人」放送決定を受け、ノボリで街中盛り上げていこうとしています。
ノボリに加え、ポスターも貼り出しました。直江公の兜の写真に
「戦国の世に、こころ優しき男がいた」というコピーのポスターです。
なお上杉謙信のポスターは「こころ美しき男がいた」というものです。
結びは「そんな男に出会いたくなったら米沢へ」ということです。
先のブログ記事「直江公の愛の前立て」で、「愛」の文字を兜の前立て
について書きましたが、まだまだ書ききれません。歴史学者ではないので、
学説ではなく、伝えたい、という気持ちだけです。
ただ言えるのは上杉謙信の「義」も、直江兼続の「愛」も、戦国時代という
義理も仁愛もない世の中で、それを貫きとおしたということです。
戦国時代には、武士道精神の中核である仁、義は希薄になったと思います。戦国大名が領土拡大のため、謀略や裏切りが平然と行われる下克上の中で、唯一上杉謙信は、義をもって戦いをしました。
だから「戦国の世」なのに、心美しき男・心優しき男がいた、というコピーは
すごく生きています。そこでノボリと一緒にポスターを貼りました。
ともすれば、お金が全てのような現代社会は、義理も仁愛もない戦国時代
のようです。改めて理念が必要だと先人が教えてくれた誕生日という区切りの今日になりました。38歳。
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