農なき民は滅ぶ!<東京農大生との懇談会>
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先のブログ報告のように市政報告会を行ったため、その前の出来事について報告したいことが今頃なってしまいました。
市政報告会の前日に、東京農業大学の学生と米沢市農業委員会・婚活専門委員会メンバーとの懇談会がありました。
東京農大の農学史・農村社会研究室(以下、研究室)の学生さんたちが、「農業者の婚活」彼らが言う「むら婚」について今年の研究テーマにしての訪問です。
米沢市農業委員会は専門委員会を立ち上げ、これまで8回のイベント開催した実績から、われわれとの懇談で研究の一助に、という次第です。
これまで研究室では、マタギの研究や、昆虫食の地域性を研究したりと、おもしろい取り組みをしています。
懇談会では、農業委員会で取り組んでいる事業について様々な質問があり、それらに率直に答え、さらには我々も農大生に尋ねました。
私・渋間からは、東京農大生の農家の割合などを尋ねました。
すると引率の先生から、実家が農家という学生は全体の1~2割ほどで、ほとんどが非農家であると聞きました。
農大といっても食料科などもあり、食品や環境などの企業へ就職する学生も多いようです。
農大の農家割合に驚きましたが、そんなことは問題ではなく、農家でなくても農大に入学し、農業に関心をもっていただくことが大事なのではないか、そう思えてきます。
事実、研究室が農大生を対象にしたアンケートでは、「農業に関心がある」と答えたのが男女ともに、「ある」が5割超、「少しある」3割超、あわせて8割を超え、他大学では出ない数値だと感じたところです。
市町村合併が進み、各市役所で課の再編の時に農林課等の名称から「農」の字がなくなった例もあるように伺っております。
「農なき民は滅ぶ」とはまさに至言です。
大学はじめ役所でも「農」がなくなれば、実際に「農」がなくなれば、食といった根本を失うことになります。
農業の研究も生産も他国や他地域に委ねなければならず、いわば他からコントロールされてしまい、衰えていくでしょう。
どのような道に進んでも、農大の学生であることに誇りをもっていただきたいものです。
農なき民は滅んでしまうのですから、農を理解しよう、そして農を活性化させたい!学生との懇談から強く思ったところです。
農なき民は、⇒⇒⇒ 滅ぶ!と思う。
農があるから、⇒⇒⇒ 豊かな食がある!と思う。
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