制度変更だけで政治をしている感覚
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地上の太陽、核融合エネルギーの実験施設を視察した後は青森市内に向かい、大島理森・衆議院議員の講演会がありました。
大島議員は、農林水産大臣や文部大臣・科学技術庁長官などを歴任されたほか、自民党内でも幹事長、副総裁をされ10期目の重鎮議員です。
現在は、党の東日本大震災復興加速化本部長として重鎮の本領を発揮されております。
大島議員は、ようやく3次提言で福島に特化した復興をしているという話されました。
さらに話したことは、日本という長い歴史の中、津波被害を受けながら危機を乗り越えてきており、起こったものに対する対応は強いが、迫りくるものに対するリスク管理には弱いと分析し、今後はリスク管理を徹底していくと、国土強靭化総合調査会の顧問としての意見もありました。
東北ブロックの自民党青年部・青年局の研修ということもあって、東北の話題も多く話し、日本の潜在的な力を伸ばすのは東北である、と力強く述べました。
東北には縄文文化が開花し、これを世界遺産にすべきと提唱しています。
縄文文化の凄さについては、私・渋間も字数を使いぜひ記したい内容ですが、いずれかの機会にします。
さらに東北には景観と一次産業があり、世界の農地が不足している現状では日本特に東北のポテンシャルは高いと言えます。
一次産業だけでなく、「知の発信」をしていく、という夢も語られました。
直前のブログ、核融合エネルギー「イーター」の青森、リニアコライダーという世界でも注目している実験装置を岩手に、そして放射光という医学に用いられる「放射光」の技術を山形、宮城、福島でと、まさに日本のみならず世界へ知の発信になれば、と期待がふくらみました。
研修に参加したのがほとんど地方議員であるため、議員としての戒めもありました。
ともすれば、制度を変えれば政治をしたような感覚になってしまうことに警鐘を鳴らしました。
改革という言葉が流行りましたが、改革の中身はどうなんだ?とうい視点をもつべきであり、改革の名のもとに悪い方向性に行っていないか、注視する必要があります。
改革を言い始め、しかも象徴的なのが小沢一郎さんであり、政治改革から始まりましたが、現状はどうなっているか?
政治家が小粒化していると言わざるをえない状況です。
それゆえ大島議員は道州制に慎重な立場であり、私・渋間も以前は道州制が必要と考えておりましたが、最近は大島議員と同じスタンスです。
必要な改革もありますが、改革を言っているだけではダメであり、先にあるもの、根本的なものを見据えなければならない!そう教えられた気持ちです。
政治的な立場がどうというよりも、やはり重鎮や先輩の意見は聞くべきであり、夢や理想を語ることの大事だ、そう思えた大島理森議員の講演でした。
改革とか制度だけを変えて、 ⇒⇒⇒ 政治をしている感覚になるな!と思う。
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