夢のエネルギーのために、がんばれ日本!
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環境科学技術研究所の後は、同じ六ヶ所村にある日本原子力研究開発機構・青森研究開発センターに向かいました。
ここでは人類の究極のエネルギー、核融合の研究をしております。
核融合とは核分裂は違います。
原発などは核分裂によるエネルギーです。
一方、核融合は太陽や星と同じエネルギーです。
何が凄いか?
燃料はウランなどではなく、水。
海水から重水素と三重水素を使い、いずれも海水から直接とれたり、人工的に加工することによって得られる燃料で、いわば無尽蔵にあるといえるものです。
しかも核分裂である原発のように冷却に時間がかかるものではなく、核融合の場合、燃料の元栓を閉めれば反応は停止するうえ、燃えかすはヘリウムということで安心なエネルギーといえます。
しかも燃料1グラムで石油8トンのエネルギーであり、人類の夢のエネルギーです。
もっとわかりやすい例えがありました。
ノートパソコン用電池1個(リチウム6グラム)と風呂の4分の1程度の水(重水素1.7グラム)で石油35トンと同じく、普通の家庭の30年分のエネルギーになるそうです。
われわれの恵みの太陽から放射線が出ているように、もちろん海水から採った燃料による核融合でも放射線が出るそうです。
が、固体で管理しやすいうえ比較的に保存期間も短く、もとより直前のブログ「放射線について正しい情報を得よう」のように、正しい理解をしていれば、科学立国ニッポンとして挑むに値する研究です。
夢のエネルギーですから、そう簡単にはできません。
研究にも相当の費用と時間がかかり、日本のみならずEUなど国際的な研究開発をしているそうです。
なかでも日本とフランスが中心になっているようで、フランスにITER(イーター)という実験炉があり、これを支援するのが六ヶ所村ということです。
青森研究開発センターには、世界でも有数のスーパーコンピューターがあり始めてスパコンを見ました。
でかい!それゆえコンピューターを冷却するための装置の音がうるさい、なにもかも初めての経験です。
何を計算しているのか、門外漢にはわからないけど、凄いの一言です。
われわれが生きている間にできるのかなぁという、まさに夢のエネルギーです。
だからこそ続けなければならない研究だし、というか既に何十年も前から行っていて100年計画であり、子孫へのための延久開発です。
こういった夢のエネルギーのために、世界中で能力や技術を結集して行っていて、なおかつ日本の頭脳が中核的な役割をしていることに誇りを感じた青森研究開発センターでの研修になりました。
人類の夢のエネルギーのため、⇒⇒⇒ がんばれ!日本!と思う。
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