朝7:30米沢市役所を出発して一路、相馬市へ向かいました。
福島市・米沢市・相馬市・伊達市議会(福米相伊)連絡協議会の全体会議のためです。
福米相伊は東北中央道の早期建設を求め団結し、研修会、意見交換会を重ねております。
今回は相馬市議会主催で4市議会約100名参加という次第です(米沢から19名参加)
立谷・相馬市長に替わり来賓として佐藤副市長があいさつ。
名物市長の立谷市長の代理だけあって、副市長もなかなかです。

震災の影響を多大に受けた相馬市で、さまざまな対応をしなければならない中で国の力が大きかったことがわかった、ということです。
水を汲み上げるポンプひとつにしても市や県などが所有するものでは、はかどらないものの国(出先機関)に要請したところ、出力の大きいポンプで処理できた、ということであり、これはわかりやすいほんの一例です。
地方分権が言われて国の出先機関の廃止が叫ばれていますが、国の出先機関廃止の動きには大いに疑問を感じていたそうです。
被災すれば一つの自治体で対応できず、国の力を借りなければ進みません。
災害の多い日本にとって基礎自治体と国とのあり方を考えるべき、ということで相馬市長の考えのもと「地方を守る会」をつくり全国300自治体が賛同しているそうです。

続いて全体会議を終え、講演を聴いての研修です。
演題は「放射線による体への影響について」で、講師は東京大学医科学研究所の坪倉正治先生です。
ご存知の通り、相馬市は福島第一原発に比較的近く、放射線の影響が心配されます。
坪倉先生は震災後、7月から福島県内に入り、南相馬市の市立原町病院などで多くの人々の内部被爆についてセシウムの線量を計り、データを基に医療研究にあたっておられます。
チェルノブイリ事故に関してウクライナにも出かけており、放射線と病気との相関を、データでもって報告されました。
もう、いろんなことを聴いて何から報告したらよいか迷います。
結論からいえば、放射線を過度に恐れないほうがよさそうです。
過度に恐れるあまり、逆に糖尿病やうつ病、アル中など慢性疾患が増えているそうです。
セシウムは尿などで体から排出されるものであり、年齢が低いほど、男性より女性のほうが排出されるのが早いということがわかりました。
南相馬もいわき市も原発の20キロ圏内にある飯舘村も、現在は97%の成人、99%の子どもが体内のセシウムが検出限界値以下(不検出)というデータが紹介されました。
そもそも男性は前立腺がん、女性は甲状腺がんが普通に多く、騒ぎ立てるのはおかしい、ということです。
検査していない食品はその限りではありませんが、線量を検査した食品ならば、セシウムが体内に残ることは少なく、排泄してほとんどのセシウムが消滅しているそうです。
「セシウムの内部被爆で人体に影響が出る、という公式見解はない」ということに合致しています。
ただ今後も10年20年とデータを取り、研究していく必要がある、ということは納得です。
結論で述べたように、放射線を過度に恐れるあまり野外活動を控えすぎるなどの影響で、慢性疾患(うつ病、糖尿病、アル中)にかかるほうを恐れたほうが良さそうです。

相馬市内の海岸沿いの道路を通りました。
津波の爪あとが今なお残っておりました。
改めて我々ができることは何か、考えさせられました。
うつ病、糖尿病、アル中にならないために、↓↓↓
過度に放射線を恐れないほうがよい、と思う。
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by shibuma | 2012-02-08 22:20 | Trackback | Comments(2)
渋間議員、本当にネットには沢山の情報が流されていて、FBでも様々なニュースや記事がシェアされていてどれが本当か、どう行動するのが妥当なのか、さっぱりわからない状態だと感じています。「これからが本当の悲劇」とか「4号機の使用済み燃料プールは崩壊寸前、崩壊すれば東日本壊滅」とか恐ろしい話が。マスコミや当局の隠ぺい体質?とあいまって、恐怖をあおるばかりになっているような気がします。今回の講演会のレポート、ありがとうございました。
yukioさん、コメントありがとうございます。
放射線に関しては、「正しく恐れる」のが正解で、無闇矢鱈に恐れるのはいかがなものかと思います。単に危険を煽るのは風評被害につながるものです。
今回の講演で、医療関係者による、現場で、実際の人々の、生のデータ、に基づく話は説得力がありました。
玉石混合の放射線本の中には、データや現場を知らず、とある学説みたいなものが多いです。それがネット上にはまことしやかに流されているんですね。
ブログ本文にも記したように、影響などについて語るには長い研究が必要ですが、外出時間などのデータから今のところの病状をみると「恐れすぎが病気の原因になる」ということも明らかです。
市民にとって関心あるテーマだけに、データに基づいた話を広げていきたいものです。
放射線に関しては、「正しく恐れる」のが正解で、無闇矢鱈に恐れるのはいかがなものかと思います。単に危険を煽るのは風評被害につながるものです。
今回の講演で、医療関係者による、現場で、実際の人々の、生のデータ、に基づく話は説得力がありました。
玉石混合の放射線本の中には、データや現場を知らず、とある学説みたいなものが多いです。それがネット上にはまことしやかに流されているんですね。
ブログ本文にも記したように、影響などについて語るには長い研究が必要ですが、外出時間などのデータから今のところの病状をみると「恐れすぎが病気の原因になる」ということも明らかです。
市民にとって関心あるテーマだけに、データに基づいた話を広げていきたいものです。

