行政でも「名は体を表す」
所属している産業建設常任委員会以外の委員会に、3月議会で付託される議案や予算案の内容を知りえ、質疑する機会です。
今回も議案や予算案については、審議の過程での報告にしたいと思います。
23年度の米沢市行政組織について報告がありました。
全体的にいえば、課が1つ減り、係などが4つ減ります。
行財政改革からすれば成り行きかもしれません。
大河ドラマ「天地人」の放送を機会に、これまでの商工観光課を商工課と観光課にわけ、観光に力を注いできました。
天地人も終わり、再度「商工観光課」に戻したため、課が1つ削減されたというものです。
一方で、増えた冠もあります。
それは、地域振興という部門が新たに創設されました。
企画調整部に地域振興主幹(課長級)と地域振興担当(係と同等)を置くことになりました。
この地域振興については、私・渋間が昨年3月の会派代表質問をして、いわば一新会から提案をしたものです。
当時の質問では、地域振興課の創設でしたが、課長級や担当(係)を置き、同等の組織変更になり一応の成果といえるかもしれません。
ふりかえり驚いているのは、当時応答した市長の安部さんは「役所全体が地域振興課であり、創設の必要なし」と答弁していたのでした。
さすがに現場を知っている優秀な市職員・部下が修正したのでしょう、会派代表質問の提案が23年度には実行に移る運びです。
なぜ地域振興課の提案をしたのか?
市政執行にあたり事業を地域に求めることが多く、地域のコミニュティセンター(コミセン)に任せきりでした。
コミセンの担当は社会教育課であり、とても社会教育部門では補えきれないものまでコミセンに押し付けてきていたのです。
だからこそ、地域振興課の提案だったのです。
ともあれ、曲がりなりにも提案や提言したことが実行に移されております。
引き続き、提案する議会を標榜し、活動を続けていきます。
行政組織、名は ⇒⇒⇒ 体を表す、と思う。
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