クマ出没のニュースで思うこと
子供モノには熊のキャラクターがかわいらしく描いてありますが、このニュースで子どもにも、熊は実は怖い動物であることがわかるのではないでしょうか?
おりしもCOP10(生物多様性条約第10回国際会議)が始まり、生態系の変化が動物の行動にも異常をもたらしていることも報道されております。
まさしく熊の出没は、自然の変化によるものです。
小ブログでは、「採ったど~」、「採ったど~2」と題して、2年にわたり天然マイタケ採りをしたことを記しました。
天然マイタケは、ミズナラの木になります。
また、ミズナラに熊のエサになるドングリがなるのです!
ということは、天然マイタケを採る私・渋間は、熊と同じ木を目指しながら山中を歩いている、ということになるのです!
その際、天然マイタケがなるミズナラの木が枯れていること、いわゆる「ナラ枯れ」を報告しておりました。
必然的に、熊のエサとなるドングリが山に少なくなり里に来る、という構図が、昨今の熊出没のニュースの実態なのです。
ナラ枯れにしても何にしても、山を荒れ放題にしてはなりません。
人間の手が入らなければならないのです。
山を手入れすることによって、低炭素社会にも役立ちます。
森林がCO2を吸収すると言いますが、手入れしない森林はCO2を吸収しにくくなるし、事実、手入れしない山はCO2削減にカウントされません。
サルが大都市にも出没した、というニュースもまた荒れた山によるところが大きいと思います。
また山は水源でもあり、命の源・水を思えば、大都市の人も無関係ではいられません。
山を守ることを国民的な課題にしなければならないと、熊のニュースから改めて思う次第です。
山を手入れすること、守ること ⇒⇒⇒ 国民的な課題にすべきと思う。
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