言葉の軽さとトップの資質
議会に提出される議案の説明を中心に、最近取り組んでいる市の事業についてのの報告があります。
所属している委員会に付託されるのは、議案4件、補正予算案6件です。
報告事項は、名産米沢牛を持つ米沢市においての口蹄疫対策や、緊急経済対策の進捗、市の重要事業要望事項などです。
ここでは、重要事業の要望事項について報告したいと思います。
市の重要事業要望とは、県や国に対するもので、いわば上位の行政組織への要望です。
米沢市が要望しているのは17ありますが、いずれも継続事業のものです。
新規のものはなく、大事なことは大事ですが、国の責任として行うものが当たり前のようなものもあり、とても「重要」要望とはいえないものもあります。
各課、各部が連携して要望事項を挙げているのか?問うと、市の幹部が誰一人答えられない。
当然のことです。
各課、各部はそれぞれの対応でしか課題を見られない傾向があります。
それを総合的に見る立場である市長が、総合的に見る目やビジョンというものがない。
議会での一般質問の議事録をご覧いただければわかりますが、市長のビジョンを問う議会での一般質問でも、答弁がその都度違うことからビジョンが明確でないことは明らかです (なお、かつてのものも含めて議事録は米沢市議会HPからご覧になれます)。
よって、国や県に対する要望がまるで連携されていないのも当然のことです。
代わりに、ビジョンを示し新規の事業を提案しました。
あわせて要望事項でも全庁的に取り組む必要があることを指摘しておきました。
国もそうですが、トップの責任や資質というものをここでも考えさせられてしまいました。
言葉がその都度違う ⇒⇒⇒ トップの資質を疑いたくなる
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