夢がない民主党政権<上杉博物館コレクション展>で思う
気分転換に米沢上杉博物館に行ってきました。
いまコレクション展「米沢藩のお抱え絵師―目賀多(めがた)家―」を開催しております。
美術という言葉は、明治時代になってから使われた言葉ですが、それ以前から絵を描くことで暮らしを立てている人がいます。
御抱絵師とは、扶持人であり決して高くはないけど基本給がある絵師。
御用絵師とは、御用を命じられたとき描く絵師。
で、目賀多の家系は狩野派の流れで代々米沢藩に仕えた御抱絵師ということです。
いやぁ勉強になります。
肝心の絵ですが、見る目がない私・渋間ですが、布袋さんの絵などは、思わず微笑んでしまうくらいホッとするものを感じます。
粉本という、うつしてうつす、という絵については、オリジナリティがなくなるという反面、伝統が受け継がれていくというメリットがあるという説明がありました。
この悩み、現代にも当てはまります。
現代に当てはまるといえば、米沢藩も困窮した時代があってその時、絵師はどうなったのだろうと自然に疑問が出てきました。
なにせ昨今、話題になった「事業仕分け」で芸術文化やスポーツの振興費がムダ扱いされております。
館内にいた学芸員に聞いてみました。
すると、「上杉鷹山公が質素倹約の藩政改革を進めたときも、御抱絵師はリストラされることなくいらっしゃいました。鷹山公の肖像画が残っていることから明らかです」
さすがは鷹山公です。
対して、比較するのも鷹山公に失礼ですが、民主党・現政権はカネにならないというものは即「仕分け」
バラマキ政策も含め、すさんだ世の中にしようとしております。
いま行っている冬季オリンピックを見ても、国家をあげて支援している国が多数あり、その通り結果を出している一方、我らが日本は・・・
結果がすべてとは言えないけれど、ガッカリばかりしています。
スポーツにしても芸術文化にしても、素晴らしい成果は国民に夢や自信を与えるものです。
その夢や自信をなくそうとしているのが民主党政権です。
どこかで直さなければ・・・
情緒的なものに対しての価値を再認識し、国あるいは行政として取り組んでいかなければと考えさせられたコレクション展です。
ぜひ足を運んでみてください。
上杉博物館コレクション展「米沢藩のお抱え絵師―目賀多家―」については→ こちら
厳しい時代だからこそ⇒⇒⇒芸術文化やスポーツ振興で国民に夢を!
←いろんな方のブログをご覧ください
城戸淳二教授ブログ http://junjikido.cocolog-nifty.com/blog/
じ~この台湾情報 http://velvetofficial.blog71.fc2.com/
代表質問(一新会;渋間かすみ)のご案内
日時:3月2日 午前10:00~
場所:米沢市議会(市役所右手)
内容:「全庁的取り組みで持続可能な市政運営を」
1 食育・地産地消の推進と効果的な計画策定に向けて
2 経済対策を立体的なものに
3 行財政改革の推進(①生活排水関連行政のあり方について②地域振興課の創設について)
ぜひ、傍聴にお越しください